高校での英語
先生のおかげで

無事に普通科の高校へ進学した私に待っていたのは、さらに難しい英語の授業でした。
中学の頃に習っていた文法と違い、ヒアリングなるものが加わってきた。

短大と併設する私の高校では、一人一人ヘッドフォンを使える短大の特別教室を使うことが出来ました。
当然、普通の教室で文法や単語を習う授業が主でしたが、週に1度行われる特別教室での授業は私の楽しみになりました。

一生懸命、文章の組み立ての違いや、現在形過去形などのややこしいことを習うより、耳で聞いて何となく覚えるほうが得意なことに気づいてしまいました。
これって、小学校のときに行った英会話での『歌』のお陰でしょうか?

そんな私にも転機が訪れました。
高校2年での英語の先生が、本まで出版した先生で、何となく興味のあった私は、その本を探しに行きました。
それは、受験対策中心の本でしたが、今までの授業の教え方とは全く違っていて、私にとってはとてもわかりやすく、その参考書を1度だけでなく繰り返しこなすことが出来ました。

その先生のファンになった私は、選択授業でも英語を選択し、3年生になるころにはある程度得意な科目となっていたのです。
と言ってもまだ英語科に進学したいと考えるほどの興味はありませんでしたが・・・