英会話に目覚めました
通い始めた英会話教室

私が英会話に出会ったのは小学校3年生の時です。
当時、テレビで見るコマーシャルで英語を話す子どもに憧れたのがきっかけでした。

その英会話の教室が、お隣りの校区にできることを知って、近所の幼馴染を誘いました。
まだ出来たばかりの教室は、真新しいおそろいのバックばかりが目立っていたのを覚えています。
英語を何も知らない状態で入会した私たちには、アルファベットすら理解できず、それに対して周りの子たちは、最低限アルファベットを知った上で入会しているようだった。

そのため、簡単な単語を使ったカルタでさえ、私たちには難しく、とても楽しめるようなものではなかった。
小学生にもかかわらず冷や汗が出たのを覚えています。

そんな中でも英語の『歌』だけは楽しめました。
教室からもらったカセットテープを家で聴いて、その中の歌を毎回最後に歌います。

先生が簡単な振り付けを教えてくれて、何回か歌うにつれ、英語にも振り付けにも慣れて、ますます楽しくなってきました。
それに対して授業は、決まった質問に対して、状況に応じた決まった答えを答えるのに、必死で質問ごと記憶していました。

質問が難しくなるにつれ、教室に通うのが苦痛になってしまい、それは私の幼馴染も同じだったらしく、だんだん教室の後に公園で遊ぶほうが楽しくなり、そんな私たちに親たちも見かねて1年後の更新月に退会することになってしまいました。

ただ、小学校5年生の『ローマ字』の授業が始まったときは、人より理解も早く、授業が楽しかったのは言うまでもありません。